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投稿日: 2018.04.16 14:45

F1第3戦中国GP決勝トップ10ドライバーコメント


F1 | F1第3戦中国GP決勝トップ10ドライバーコメント

■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=2位

 残念な結果だ。ポディウムを勝ち取ったというより、優勝を逃したという感が強い。レース序盤の状況や、アンダーカットがうまく決まったことを考えると、2位は僕らが狙っていた結果ではないからね。

2018年F1第3戦中国GP 優勝したダニエル・リカルドの“シューイ”

 チームは本当にいい仕事をした。ピットストップはパーフェクトで、タイミングも適切だった。どこでレースに負けたかと言えば、それはやはりセーフティカーだ。セーフティカーが出動した時、セバスチャン(・ベッテル)と僕はもうピットの入口を通り過ぎていた。その点で、ちょっとアンラッキーだったよ。僕らより後方のドライバーたちはすぐに反応できたけど、僕らはそのまま行くしかなかった。
 ピットに入ったドライバーたちはフレッシュなタイヤを手に入れた。だが、僕は40周近くをミディアムで走りきるしかなくなり、当然のことながら、終盤にはペースが落ちた。

 レッドブル、フェラーリ、メルセデスの差はごく僅かだ。これからも着実にクルマの開発を続ける必要がある。

 先週に続いて、今週も勝てそうだったレースを落として、気分としては最悪だ。だけど、僕もチーム全体も、こういう結果によって一層ハングリーになっている。ありがたいことに、まだ残りのレースはたくさんある。

■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=3位

 本当に辛いレースだった。楽しかったとはいえない。スタートの蹴り出しはうまくいったが、引かなければならず、そのためにいくつかポジションを落とした。

 ピットストップの後、マシンはとても速く、感触も良かった。その時点でポジションを落としていたけれど、前のグループがストレートの端に見えた。

 セーフティカーは僕らにプラスに働いた。その時、フレッシュタイヤを履いていたんだ。それで戦いの場に戻ることができた。終盤、ミディアムで他のドライバーたちと同等の速さを見せることができた。それでも彼らに近づいて、ぴったりついていくのはとても難しかった。バルテリ(・ボッタス)より間違いなく速かったんだけどね。それでも、通常この手のサーキットでは近づくとグリップとダウンフォースを失ってしまう。結局、彼にうまく仕掛けることができなかった。

 今日は3位を獲得したが、フロントロウからスタートしたことを考えると、理想的な結果ではない。次はもっといい結果を目指す。


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