ウイリアムズのテクニカルディレクターを務めるパット・シモンズは、マッサのパフォーマンスに満足している。
「チームについて、どこが満足かと言えば、ひとつはドライバーだ。お互い精一杯に攻め合い、同等のパフォーマンスを発揮してチームを高めている。フェリペは頼もしい結果を出し続けており、2014年以降ずっと私を喜ばせてくれている。彼は強く、懸命に戦っている。失ったものは何もない。まだ何年も戦えるし、これまでと同じだけの速さが現在でもある。(2008年に)彼がチャンピオンにどれだけ近かったか、みんな忘れているんだ。あの日ブラジルでタイトルを獲得していれば、価値あるチャンピオンになったことだろう。そうならなかったことが残念でならない」
マッサはチームとの仕事を楽しんでおり、ウイリアムズで4シーズン目を過ごすことを希望しているが、他チームへの移籍の可能性にも言及している。
「もちろん残留したいけれど、チーム内で重要な役割を担って、進化しながら戦いたいと考えている。ウイリアムズでの仕事は本当に楽しいし、ここに残れたら、とてもうれしい。けれど、同レベルのチームのために仕事をすることも興味深いと思っているよ」