投稿日: 2018.06.26 07:00
更新日: 2018.06.26 10:49
更新日: 2018.06.26 10:49
パフォーマンス不足をホンダのせいにできなくなったマクラーレンに批判的な報道が続く
AUTOSPORTweb
Translation: AKARAG
しかしながらDaily Mailはブーリエに対し「批判的な報道が続いているのだから、チームから辞任すべき時ではないか」とまで尋ねている。
「私が辞任することはない」と彼は記者に語った。
「そうした質問についてだが、いくつか記事が書かれていること知っている。私はF1も含めてこれまで所属したすべてのチームをレースやチャンピオンシップで勝たせてきた。この事を私から取り去ることはできない」
しかし現在のマクラーレンのマシンが、チームの期待通りのパフォーマンスを発揮できていないことは、否定しようがない問題となっている。
マクラーレンはパフォーマンスの欠如を、3年にわたってパートナーシップを結んでいたホンダのせいにしてきた。しかし今年からは、彼らが計画がうまくいかない時に隠れる場所はもうどこにもない。先日のフランスGPでもチームは予選Q1落ちを喫し、決勝レースでもポイントを獲得することができなかった。
「今年のマシンが、期待するパフォーマンスを発揮できていないことは間違いない。しかし我々はまだこれを試験的な経験として扱っているのだ」
「マシンから学びたいと考えているし、ルノーとの協業からも学びを得たい。なぜなら昨年とは違うパートナーと組んでいるのだから、新たに学ぶことがあるからだ」
「また旅をしているようなものだ」と彼は強調した。「これは旅の一部なのだ。新たなパワーユニットパートナーのルノーとともに仕事をすることを学んでいるのだ」
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