更新日: 2018.06.24 00:30
F1フランスGP予選:メルセデスがフロントロー独占、新鋭ルクレールが8番手の大健闘
後方ではルクレールが10番手タイムを記録してQ3進出を果たす一方でマーカス・エリクソンは15番手、アタックに失敗したガスリーも14番手で予選を終えた。
ハースの2台がスーパーソフトのダニエル・リカルドを上回って6番手・7番手につけサインツも9番手タイムを記録したが、ニコ・ヒュルケンベルグは僅か0.06秒差で12番手に終わりルノーの地元でQ3進出を逃した。
Q3では各車がウルトラソフトを履いてコースイン。1セットしか新品が残っていないハース勢とサインツは中古で、ルクレールはピットで待機する。
しかし4分が過ぎたところでロマン・グロージャンがターン3のエイペックスでリヤが流れ、まっすぐコースオフしてターン4アウト側のウォールにクラッシュしてセッションは赤旗中断となる。
午後4時58分、残り8分弱でセッション再開となると、まずはライコネンが単独でコースインし最後のアタックを行なうがターン4〜5でややワイドになりタイムロス。
残り3分半でメルセデスAMG勢がコースインすると、他のマシンもこれに続く。ボッタスが1分30秒147でトップに立つが、ハミルトンが1分30秒029で0.118秒逆転してポールポジションを奪い取った。
ベッテルはターン6でワイドになるなど1周を上手くまとめきれず、ハミルトンに0371秒差を付けられて3番手、レッドブル勢は4番手・5番手に留まった。
Q2まで好調だったハース勢はその勢いを維持することができず、7番手にはサインツ、8番手にはルクレールが飛び込んで9番手マグヌッセン、10番手グロージャンという最終結果になった。