更新日: 2016.08.20 09:03
【最新F1ストーブリーグ情報】8チームの未確定シートをめぐるウワサを総まとめ
■ウイリアムズ
フェリペ・マッサ:未定
バルテリ・ボッタス:未定
ウイリアムズはボッタスとの契約を延長したい意向ではあるが、オプションを行使する場合、サラリーを引き上げなければならず、それがチームにとって問題になる。
しかし3つのトップチームのシートは空いておらず、ボッタス自身、ウイリアムズでやり残した仕事がまだあると発言しているため、両者の契約はスムーズにまとまるかもしれない。ただ、ボッタスにはルノー移籍のうわさもある。
マッサの残留の見込みは極めて低いといわれている。ただ、ウイリアムズにとっては、金銭的な問題は重要であり、大幅なサラリー減額を受け入れれば、残留の可能性はあるかもしれない。ウイリアムズは今年ランキングが少なくともひとつは落ちる見込みであり、そうなればプライズマネーが減額される。ランキングが3位から4位に落ちると、去年のケースでは約700万ドルの違いが出る。
副代表クレア・ウイリアムズが発言しているように、ウイリアムズはジェンソン・バトンを強く望んでいる。しかしバトンは高額なサラリーを要求するとみられ、さらに彼を起用することでもたらされる経済的メリットは期待されたほど大きくないようだ。だがマクラーレンが契約を延長しないことを決めた場合、バトンはサラリーを下げることに同意してウイリアムズのシートを取りにくるかもしれない。
ウイリアムズが他に関心を示しているのはセルジオ・ペレス。彼は多額の資金を持ち込むことが見込まれるため、ウイリアムズにとっては望ましい候補であるが、彼の将来を決めるのはスポンサーであり、その決定を待つ必要がある。
他に候補として挙がっているのは、2014年にリザーブドライバーを務め、現在ザウバーに所属するフェリペ・ナッセ。彼は約1,000万ドルの資金を持ち込めるようだ。また、2013年に所属したパストール・マルドナドがコンタクトを取っているようだが、彼の復帰が実現する可能性は低いとみられている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています