■マノー
パスカル・ウェーレイン:未定
エステバン・オコン:未定

ウェーレインは残留する可能性もあるが、同じメルセデスPUを積むフォース・インディアに空きが出れば移籍するかもしれない。オコンもマノー残留の他にルノーへの復帰の可能性もある。メルセデスは、傘下のふたりを他チームで走らせることで、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの契約終了後の選択肢を見極めることができる。
ふたりが移籍した場合、前半戦に乗ったリオ・ハリアント、2015年後半にレースドライバーを務めたアレクサンダー・ロッシなどが候補になるかもしれない。
■ハース
ロマン・グロージャン:未定
エステバン・グティエレス:未定

ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、ドライバー発表はヨーロッパラウンド終了後になると示唆している。グロージャンは残留する可能性が高そうだ。彼はフェラーリとのつながりを保つことで、キミ・ライコネンの後任候補として有力な位置にいたいと考えている。また、ハースでさらに1年過ごしながら、ルノーの進歩を見守り、将来の復帰について考えることもできる。
グロージャンのチームメイト候補としては、開発ドライバーでフェラーリが支援するシャルル・ルクレールが考えられる。彼は評価が高いものの、GP3でタイトルを獲得し、スーパーライセンス取得の条件をクリアする必要がある。
グティエレスについては、あるチーム関係者は「残留する可能性は極めて低い」とほのめかしている。グティエレス自身は、来年のプランは決まっており、F1に残ると述べているが、詳細は明かしていない。