【ブログ】怒涛の3連戦とワールドカップで寝不足の日々……/F1自宅特派員レポート
好評連載中のホンマさんの自宅特派員レポート。今回はフランス、オーストリア、イギリスの3連戦をまとめてレポート。
F1とサッカーのふたつを追いかけてた方々は翌日の仕事にだいぶ差し障ったのではないでしょうか??とはいえ、もうフランスGPがどんなレースだったか忘れ……。
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3連戦後のこんにちは、自宅特派員のホンマです。
めくるめくヨーロッパGPに加えての、毎夜のサッカー観戦に、みなさん体調くずされてはいませんか?
いや本当に、年寄りの夜ふかしは駄目、絶対。
肌の調子は悪いし、えびせんで歯は取れるし、整骨院で隣のおばあちゃんより体かたいって言われるし。
いいことがひとつもありません。ひとつも、ありません。
……うっうっう。
この3連戦の間に、大きなF1ニュースがありました。
レッドブル・ホンマ!、いやちがうレッドブル・ホンダ!
きたーー! 噂は本当に本当だったのか。
今から来年が楽しみでしかたがありません。
そうそう、わたくしホンマが初めて買った車はホンダ製。
小さなかわいい相棒と、夜な夜な支笏湖(しこつこ)へと繰り出しておりました。
(※札幌市民は、ある年頃になるとなぜか支笏湖へ行く習性がある)
……あの頃のわたしは、ちゃんと右折できていた。
母さん、わたしはいつから右折ができない女になったのでしょうか。
毎年言っているけれど、今年こそ路上練習をしたい。(もう7月)
ただ今、仏のような広い心を持つ先生募集中です。
ブーちゃん、マクラーレン辞めるってよ!
な、エリック・ブーリエ氏のマクラーレン解任にも驚きました。
ロータスさん時代に制作依頼を受けまして、何度も何度もブーリエ氏の画像を見つめ続けた数週間。
他人とは思えなくなりますよね。他人だけど。
Quick meeting post #F1 #FP1 "They weren't expecting that boys… Our plan is working…" #SPArtacus pic.twitter.com/YW3q6sNxCZ
— BWT Alpine Formula One Team (@AlpineF1Team) August 23, 2013
はたしてその後、ご本人さんの手に渡っているのか、どこかへ旅立っていったのか。
担当広報さんも辞めてしまわれたので、いまさら聞くこともできず。
うちのminiブーリエさん、知りませんか?
もし個人的に彼と仲良しな方、いらっしゃいましたら聞いてみていただきたい。
えーーー。ところであのーーー。
フランスGPのこと、みなさん覚えてらっしゃいますか?
FP1でマーカス・エリクソンさんのマシンが燃えあがったのも、今はもう遠い昔……。
まあ正確には3週間ちょい前なんですが。
後ろで炎があがっているのに、なかなか降りないエリクソンさんに、テレビの前でハラハラしましたね。
「エリクソン!うしろうしろ!」ってそれドリフですがな。
後のコメントで、本当に気が付いてなかったそうでして。
まさにこれ『リアルな火の車』とマイメモ帳に書いてあるのですが、最初なんのことだったかさっぱり思い出せませんでした。
人の記憶というものは、本当にもろいものでございますなぁ。
ポール・リカール・サーキット。
このコースでのGPは28年ぶりとのことですが、どうりでまったく走った記憶がありません。
……ゲームでの話しでございます。
リアルでは右折ができない女です。左回りの人生です。
それにしてもこのコース、斬新すぎるぜストライプ!
これはお洒落おフランスのなせる業なのでしょうか。
まるでマンガの効果線みたいなこのシマシマ、観ているだけでこれだけ視界に入るのだから、運転しているドライバーの邪魔にならないんでしょうかね?
それにゴリラ。突然のゴリラ。
あんなに堂々とウホウホしているということは、ル・キャステレ村はゴリラの産地なの?
(※有名な芸術家さんの作品と判明)
いろいろとわからないことだらけの、わくわくサーキットでございました。
さて、そのレース。
フランス人3兄弟の受難。
計算式でいうと、
(ロマン・グロージャン+エステバン・オコン)×ピエール・ガスリー
みたいな感じでしょうか。わかりません。
……お母さんね、そろそろグロージャンは滝に打たれたほうがいいと思うの。
すべての煩悩を捨て去って、気持ちあらたに次のレースに。いや本当にがんばって。(オーストリアGPの結果はスクロールで)
セバスチャン・ベッテルさん、ナイススタートの受難。
スタートがよかっただけに、バルテリ・ボッタスさんにアタックしてしまいました。
でもその後の鬼の追い上げは、さすがでしたの5位。
それと比べてしまうと、ボッさん7位はちょっと気の毒。
ウルトラソフトでスタートした、我らがキミ・ライコネンさん。
ドッタンバッタンなスタートに加えての、雨が降る無線きたー。
どうせ降る降る詐欺でしょう?
そう思いつつ、タイヤを変えられないウルトラの受難。
「雨の可能性は20分以内」
そう、いつだって雨の無線はアロンソボイス。
たしかにお空は暗いけれども、待てど暮らせど水滴はなく。
そんな中、フェルスタッペンさんがピットイン。
ほかのチームがモダモダしている中、レッドブルは降らないと踏んだの? 決断したの?
さくっと戦略変更、その行動力にしびれるあこがれる!
その後、次々にピットインする中、なかなか入らぬライコさん。
もしかして、ベツさんと入れ替えるためにダラダラと……。そんな不安がよぎるのよ。
33周目、ついにルイス・ハミルトンさんもピットイン。
メルセデスも雨が降らないと判断したのだから、はよ!フェラーリはよ!と立ちあがる我。
その願いが届いたのか、34周目にやっとライコさんピットイン。
選んだタイヤはスーパーソフト!
まじか、そうきたか、それだったら許す!許すぞフェラーリ!
ファステストラップなライコさん。
いろいろと文句いってごめんね。わたし素直に謝るわ。
ナイス、タイヤ選択と交換時期を遅らせた戦略の甲斐あって、ダニエル・リカルドさんをオーバーテイク。
ライコネンさん、3位表彰台とあいなりました。
あとはピレリタイヤの受難(ランス・ストロール車パンク)と、フォース・インディアの受難ですかねぇ。
いや本当に、なかなかハードなレースでした。
あ、シャルル・ルクレールくん10位の入賞!
ここまできてしまうと、本物でしょうそうでしょう。
いや本当に、すごい子が現れたものですなあ。