ウォルフはSky Sportsに対し、「バルテリは表彰台に値する。彼はウイングマン(サポート役)として最高の走りをした」と語った。
これを伝え聞いたボッタスは「“ウイングマン”という言葉は傷つくね」と発言していた。しかしその後、両者は話し合ったのか、ボッタスは改めてコメントを発表、チームとの間にわだかまりはないことを強調した。
「トトが僕のことを今回のレースでは完璧なウイングマンだったと言ったことについて、僕がボスたちとの話し合いを求めたという事実はない」とボッタス。
「そんな必要はないからだ。僕は自分のレース結果にがっかりしていて、何でもネガティブな見方をしてしまいがちだった。でも彼の真意は分かっている。もしルイスが今日の僕と同じ状況だったとしたら、トトは彼についても同じことを言っただろう」
「僕らは平等な条件で走っている。それについてチームを100パーセント信頼している」
ウォルフも後に弁明、「バルテリは2番グリッドからスタートし、ウイングマンとして完璧なレースをした。それは選手権争い全体において言っているのではない。我々のチームにはナンバー1もナンバー2もないからだ。単に今日の彼のレースについて言っただけだ」
「ウイングマンという言葉は彼を正当に評価する言い回しではないかもしれない。彼は素晴らしいレースをし、ルイスがリードを広げるのを助けた」
「バルテリはメルセデスに加入して以来、ここまででベストのレースをしたと思う」