「今週末は我々のリザーブドライバーであるランドが、レースウイーク中にMCL33をドライブする初めての機会となる。彼はフェルナンドのマシンで金曜フリー走行1回目を担当する」とマクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは説明した。ノリスはテストではマクラーレンのF1マシンを走らせた経験を持っている。
「これは彼の育成の一環であるだけでなく、マシンの評価とパフォーマンス向上を図るためのものでもある」
「我々はこれからのグランプリでは、それが有益であるとなれば、レースごとに戦略的な観察を行っていく」
「スパ・フランコルシャンは伝統のサーキットであり、ドライバーたちからも人気を博しており、ドライバーズサーキットとしてふさわしい評価を受けている」
「ストフェルのホームレースにおいて、ベルギー人ファンの前で、2台揃って入賞することを目指し、いつものように突き進み、ハードにプッシュしていく」

バンドーンとノリスの他に、2019年のマクラーレンのドライバー候補としては、メルセデス傘下のエステバン・オコンの名前も挙がっている。
現在オコンはセルジオ・ペレスとともにフォース・インディアに所属しているが、最近チームがランス・ストロールの父親が率いる投資家コンソーシアムに買収されたことで、2019年のシートを維持できるかどうかが不透明となっている。ストロールがチームに加入するのはほぼ間違いないとみられ、ペレスは最近、残留に自信を見せる発言を行った。