降格のハミルトン「完全に決勝に集中。予選のプランは未定」:メルセデス ベルギー金曜
2016年F1ベルギーGPの金曜プラクティスで、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位/13位だった。ハミルトンは、パワーユニットのエレメント交換により、金曜時点で30グリッド降格が予定されている。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン フリー走行1=2位/2=13位
僕にとっては特に問題のない一日だったけど、ガレージの皆はエンジン交換で大変だった。頑張ってくれた彼らに心から感謝する。
今日はタイヤをうまく管理して走るのが難しかった。内圧がすごく高く設定されているんだ。でも全員が同じ条件で、同じ状況に直面していると思う。
今日は予定していたプログラムをスムーズに消化できたことが重要だ。そのおかげで明日以降のことに集中できる。
(さらにパワーユニットを交換する予定かと聞かれ)すでに2回やったから、もう十分だと思う。
土日を完璧な形で過ごし、戒告を受けないようにしなければ(注:今季2回受けているため、あと1回でペナルティが科される)。去年は1回しか受けてないから、できるはずだ。
(後方グリッドにつくことが分かっているため)ロングランだけをしていた。できるだけレースに近い形で走り、予想外のバランスに驚くようなことがないよう心がけた。
予選は退屈なものになりそうだ。いつもなら予選を目標にしているし、トップに立つことを目指して走るから一番楽しめる時間でもあるんだけど、(今回)僕はトップを目指して競うわけじゃない。
(予選でタイヤをセーブするのかなど)どういう計画でいくのか分からない。ただ、決勝に合わせてマシンを準備万端にすることに集中していくだけだ。
僕としては明日の予選ではできるだけ速く走ろうとするつもりだが、チームが違う判断をするかもしれない。決勝に向けて最善の選択をすることが一番重要だ。
引き続きタイヤを長く持たせるために取り組んでいく。日曜に何が起こるのかは、まだ全く分からない。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています