ストロールがフォース・インディアでシート合わせとの報道。クビカにF1復帰のチャンス到来か
あらゆる状況が不透明ななかで、ストロールがいずれウイリアムズからフォース・インディアに移ることだけは間違いない。2018年シーズン途中でその動きがあった場合、チームはすでに何度か今季型マシンのテストを行っているクビカにレースシートを託すかもしれない。そのような筋書きになったら戦う準備はできているとクビカは語った。
「準備ができていると感じている。そうでなければ今年ウイリアムズとの契約にサインしたりしないよ」と彼は言った。
「“準備を整え、何かが起きたら進み出る”という心構えでいる」
「もちろんシーズン半ばに、トップドライバーたちと対抗して走るのは簡単なことではない。僕はマシンをドライブするチャンスが何度かあったけれど、まだ経験が足りない。でもやるしかないんだ」
「ウイリアムズが僕にテストドライバーの役割の話を持ちかけてきた時、彼らは僕がそれをこなせることに疑いを持ってはいなかったと思う。でも今現在起きていることや、多くの噂に僕自身は影響を受けていない」
「僕は自分の仕事をしているし、これからどうなるのか様子を見るよ」
ウイリアムズのオフシーズンおよびインシーズンテストのプログラムを通じて、33歳のクビカは身体的制限をカバーするためドライビングに磨きをかけ、チームのFW41で多くの走行時間を重ねてきた。
仮に難易度の高い市街地コースであるシンガポールGPで現場に復帰するよう要請されたとしても、クビカは任務を遂行できると感じている。
「結局のところ、僕がドライブできると言うときは、シーズン中いつでもという意味なんだ」と彼は言った。
「僕は様々なテストを経験した。初めにルノー、それからウイリアムズでだ。できるという自信があるよ」