ウイリアムズは、現レースドライバーのセルゲイ・シロトキンを支援するSMPレーシングからも多額の出資を得ているが、今シーズン末でタイトルスポンサーであるマルティーニを失うこともあり、2019年の財政状況が懸念されている。しかし副代表のクレアは、ウイリアムズは危機に瀕してなどいないと主張した。
「ローレンス・ストロールは主要な投資者ではありませんでした」とクレアは述べている。
「ウイリアムズはローレンスが私たちと契約する以前の、38年前からF1に参戦していますし、彼が去った後もさらに長きにわたってF1に参戦し続けるでしょう」
ストロールがシーズン途中でウイリアムズを去る場合、リザーブ兼開発ドライバーのロバート・クビカがレースドライバーに昇格する可能性もあるとみられるが、長期的に考えた場合、大きな資金力を持たないクビカは、再びレースシート争いに敗れるのではないかと推測されている。