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投稿日: 2018.09.03 10:47
更新日: 2018.09.03 18:00

トロロッソ・ホンダF1密着:イタリアGP決勝は2台とも接触に巻き込まれ苦い結果に


F1 | トロロッソ・ホンダF1密着:イタリアGP決勝は2台とも接触に巻き込まれ苦い結果に

「フェルナンド(・アロンソ)をアウト側からオーバーテイクしようとして並びかけたんだけど、1コーナーで彼は僕を追い出したんだ。それで僕は1コーナーから2コーナーにある縁石に乗って、マシンが大きく跳ねて、フロアにダメージを負ってしまった。それからダニエル(・リカルド)と別の接触をしてしまってリヤを痛めてしまった。

2018年F1第14戦イタリアGP ピエール・ガスリー
2018年F1第14戦イタリアGP ピエール・ガスリー

 その後、12周目にはレッドブルのダニエル・リカルドとも1コーナーから2コーナーにサイド・バイ・サイドのバトルを演じた際に接触。フロアのダメージがさらに悪化しただけでなく、フロントウイングにもガスリーのマシンは、「すべてのコーナーでマシンが滑る」(ガスリー)という状況となり、通常のペースで走ることができず、15位で完走するのが精一杯だった(6位でフィニッシュしていたハースのロマン・グロージャンが失格となったため、最終順位は14位)。

 ただし、ガスリーは「その事故がなかったとしても、最初のスタート直後の1コーナーでのポジション取りで、ウイリアムズの2台に先を越された段階で、入賞は厳しいものとなった。アロンソとの接触がなくても、12位が精一杯だったと思う」と語った。

 田辺豊治F1テクニカルディレクターは、「チームのホームレースで2台とも接触に巻き込まれたのは残念でした。ヨーロッパラウンドを最高の形で締めくくることはできませんでしたが、シンガポールはわれわれのパッケージにより適したコースですので、挽回したい」と、気持ちを切り替えていた。


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