投稿日: 2018.09.05 07:20
更新日: 2018.09.05 07:21
更新日: 2018.09.05 07:21
レッドブル首脳「ホンダとのパートナーシップが失敗したらF1から撤退する」
autosport web
マルコがこう語るのは、レッドブルには他にパワーユニット契約を結べるマニュファクチャラーがいないからであると思われる。メルセデスとフェラーリは過去にレッドブルへの提供を拒み、現在のパートナー、ルノーとは関係が悪化した後に袂を分かつことが決まった。
2021年にはF1パワーユニットレギュレーションの変更が行われる計画で、これによる自動車メーカーの新規参入が期待されていた。しかし、規則の確定が遅れ、ポルシェ、コスワース、アストンマーチンといったメーカーが近い将来、F1に参戦する可能性が低くなってきたといわれる。そのため、規則変更自体の延期も検討され始めている。
レッドブル・レーシングはコンストラクターズおよびドライバーズタイトルを2010年から2013年に4連連続で獲得。しかしF1エンジンレギュレーションが変わり、現在のパワーユニットが導入されて以降、パートナーのルノーがメルセデスやフェラーリと戦えるだけのパワーユニットを作ることができずにいることもあり、王座から遠ざかっている。不満を募らせたレッドブルは、ルノーに対してあからさまな批判を繰り返し、両者の関係は悪化、ついに2018年末で提携を終えることが決まった。
1 2