フェルスタッペン「レースを台無しにしたフェラーリに簡単にポジションを譲るわけない」:ベルギー日曜
2016年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは11位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=11位
今日はすごくついてなかった。思うようなスタートを切ることができなかったけれど、ターン1に向けてイン側に入った。そしたら2台のフェラーリがどんどんこっちに寄せてきた。接触によってフロントウイングとフロアが壊れ、マシンがすごく乗りづらくなり、戦うチャンスを失った。
それでもポジションを取り戻そうとベストを尽くした。スタンドには大勢ファンがいて、僕を応援してくれていたから、彼らのために頑張った。でも残念ながらポイント圏内には入れなかった。
幸い、ダニエル(・リカルド)が表彰台に立つことができたから、チームとしてポイントを獲得できた。
来週、続けてレースがあるのはありがたい。モンツァでできるだけいい仕事ができるよう頑張る。
今日のレースは思っていたようにはいかなかったけれど、昨日までは最高の週末だった。僕を応援しに来てくれたファンの皆と交流できてすごくうれしかった。
(キミ・ライコネンが、フェルスタッペンがバトル中にブレーキング時にラインを変えることについて無線で「非常識だ」「こっちをコース外に押し出すことしか考えてない」と言って批判したことについて、Formula1.comから聞かれ)それは大うそだ。僕はポジションを防御していただけだ。それを気に入らないというなら、その人の問題だ。
ばかげてるよ。誰かが不平を言ったら、テレビ的には面白いんだろうけどね。
(英AUTOSPORTに対して、1コーナーの事故について語り)確かに僕のスタートはよくなかったけど、インに飛び込んた時、ロックアップはしてなかった。難なくコーナリングできたんだ。
なのに彼らはどんどんこっちに寄せてきた。キミが僕を押し出すように寄せてきて、その後、セバスチャン(・ベッテル)が僕らふたりに向かってターンインした。
彼はアウト側にいた。(イン側に)2台のマシンがいるところにめがけてターンインしたんだ。あれでダメージを負って、レースが台無しになった。
ターン1で彼らにあんなことをされた後に、簡単にポジションを渡すわけがない。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています