F1日本GP決勝:圧倒的な強さでハミルトンが優勝、トロロッソ・ホンダは悔しい結果
リカルドは11周目のシケインでインを突いてペレスを抜き7番手へ。ベッテルは最後尾から追い上げていくが追い抜きが難しい鈴鹿だけに少しずつしかポジションを上げていくことはできない。
ハミルトンはターン2やターン5などでエンジンにヘジテーションがあると訴えるが、好ペースで走り続け2番手ボッタスをじわじわと引き離していく。
17周目、スーパーソフトタイヤでスタートした4番手のライコネンが先陣を切ってピットイン。カルロス・サインツJr.(ルノー)の前9番手でコースに復帰するがフォース・インディア勢の後方で苦しい走りを強いられる。
フェルスタッペンは21周目にピットインし、フォース・インディア勢を抜いたもののガスリーに引っかかっていたライコネンの前でコース復帰。2番手ボッタスと3番手に上がっていたリカルドは23周目にピットインし、リカルドがライコネンの前4番手でコースに戻りオーバーカットを成功させた。
首位ハミルトンはファステストラップを記録しながら24周目まで引っ張ってトップのままコースに戻った。これで上位勢はミディアムに履き替えて最後まで走り切るだけになったが、その中でフェルスタッペンだけはソフトタイヤを選択している。
24周目にピットインした8番手ペレスは中団グループの最後方17番手まで後退。26周目にオコンとベッテルがピットインするがペレスの前には行けず。29周目にグロージャンがピットインし、ペレスは29周目から30周目のメインストレートでルクレールを抜くがグロージャンが僅かにその前に割って入りアンダーカットを阻止した。
同じ29周目にピットインしたガスリーはソフトタイヤに履き替え、ミディアムタイヤで最後まで走ろうとしているザウバー勢の後方に戻り苦しい展開となる。28周目にピットインしたハートレーはさらに後方のストロールの後ろに抑え込まれることになった。