投稿日: 2018.10.09 14:48
イタリア有力紙、フェラーリF1の成績低迷は元会長マルキオンネの死去が発端と報道
autosport web Translation: Yasuo Miyake/AKARAG
「こんなことになるとは思わなかった」と、ハミルトンは日本GPで語った。
「シーズン中盤までの彼らはとても強かったし、モンツァでもまだすごく強かった。それなのに、シンガポールから徐々に弱くなり始めた」
「その答えが僕には本当に分からないんだ。セバスチャンのところへ行って聞くべきだよ」
しかし、イタリアのCorriere della Sera紙と同紙のダニエレ・スパリッツィ記者は、チームの現状を今年の夏に死去した元会長セルジオ・マルキオンネと結びつけて考えている。
スパリッツィ記者が「フェラーリ内部の勢力均衡管理人」と評する経営トップの死で、その座は必然的に空席となった。だが何よりも、これによってチーム内部におけるふたつの派閥の政治的な権力闘争も顕在化した。
伝えられるところでは、一方にはチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネ、そしてもう一方にはテクニカルディレクターのマッティア・ビノットがおり、いずれの陣営もスクーデリア全体に影響力を及ぼそうと企てているのだという。
スパリッツィ記者は「両者の関係は過去になかったほど希薄になってしまった」と語った。
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