■あと一歩で初表彰台だったヒュルケンベルグ
9点と評価されたのは、メルセデスのニコ・ロズベルグとフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグだった。
ロズベルグはポールポジションから今季6勝目を飾った。
「スパでロズベルグはやるべきことをすべてやってのけた。最大のライバル(ハミルトン)が難しい週末に直面するなか、ロズベルグは彼自身の仕事をきっちり成し遂げた」
「決勝は完璧だった。しかしライバル不在という点で満点にはならなかった」

ヒュルケンベルグは7番グリッドからスタート、4位を獲得した。
「一時は、ヒュルケンベルグがついに初表彰台を獲得するかに思えたが、ハミルトンが追い上げてきたため、現実的には4位がヒュルケンベルグにとって可能な最大限の結果だった」
「赤旗の後、完璧なタイミングでピットイン、2回目のピットストップの後、後ろのアロンソからポジションを守るためにアグレッシブに戦った。予選でもセルジオ・ペレスに勝てた可能性があったが、Q3でエンジンの問題に見舞われた」