「将来に備えて、彼らは旧スペックのマシンでテストプログラムを行なうという恩恵を受けるのだ」と4度の世界チャンピオンであるプロストは付け加えた。
「チームオーナーだったころ、私もまた才能あるドライバーと、資金があるドライバーのどちらかを選ぶという困難に直面していた。もし前者を選べば、財政面で大きなリスクを負うことになる」
F1のマニュファクチャラーが支援しているような現在の若手ドライバープログラムについて、プロストはドライバーを適切なタイミングでF1に送り出す重要性を強調した。
「ジュニアプログラムはドライバーをトップレベルへと導くものだ」と彼は付け加えた。
「しかし適切な環境に適切なタイミングでドライバーを送り出さなければ、仕組み自体がうまくいかなくなってしまう。ならばなぜドライバーを抱え込むのか?」
「トト・ウォルフはルノーを批判した。だがなぜ、メルセデスでバルテリ・ボッタスとオコンを交代させなかったんだろうね」