Q3は1回目のアタックから全車がハイパーソフトを投入。ただし新品が1セットしか残っていないルクレールとオコンは、中古での確認走行を行なう。
ターン8で僅かに左フロントをロックさせてエイペックスにつけなかったハミルトンはターン14出口、ターン18入口でも挙動を乱すものの1分35秒295を記録してトップに立つ。ベッテルは0.057秒差の2番手、ボッタスが0.124秒差の3番手、リカルドは0.159秒差の4番手と上位6台は0.3秒以内にひしめく大接戦となった。
1回目の中団トップはグロージャンで1分36秒192、0.35秒離れてヒュルケンエルグが8番手に続く。
残り3分で各車がハイパーソフトの新品を履いて最後のアタックへ。上位はメルセデスAMG勢、レッドブル勢、フェラーリ勢の順でコースインする。
ハミルトンはここで完璧なアタックラップを決めて1分34秒794を記録してポールポジションを獲得。ボッタスも0.162秒差の2番手でメルセデスAMG勢がフロントロウ独占を決めた。
ベッテルは0.331秒差の3番手、ライコネンが0,571秒差の4番手で2列目グリッド。リカルドが0.607秒差の5番手、ピットアウト時からタイヤの温度が高くアタック開始までに適正な温度に準備できなかったフェルスタッペンは0.795秒差の6番手に終わった。
7番手グロージャン、8番手ルクレール、9番手オコン、10番手ヒュルケンベルグという最終結果になった。
