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投稿日: 2018.11.27 12:39

ラストレースで見どころある走り繰り広げたドライバーたち【今宮純のF1アブダビGP分析】


F1 | ラストレースで見どころある走り繰り広げたドライバーたち【今宮純のF1アブダビGP分析】
キミ・ライコネン 2018年F1第21戦アブダビGP

*キミ・ライコネン(フェラーリ)
 無念のリタイア4度目、マシントラブルはベッテルにはなかったのに彼だけだ。でも怒ることなくすごすご退散、キミらしいふるまい。

*フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
 トラック・リミット違反を3度、最後に思い切ってやっちゃえプレーか(?)。11位ゴール後にチャンピオンそろい踏みのシンクロナイズド・ドーナツ・ターン。アドリブにしてもお見事(!)。

*ダニエル・リカルド(レッドブル)
 ダメもとでも中盤に意地のトップランを、また止まらなくてよかった。

*マーカス・エリクソン(ザウバー)
 同郷の先輩エイエ・エルグに見守られながらもリタイア。今季の9点獲得は自己ベスト、来季インディへの手土産に。

*ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
 今季まれな接近戦を展開、フェアな14位バトルにGP2王者時代を久々に見られた気がする。

*カルロス・サインツJr.(ルノー)
 Bリーグ首位の6位によって、ルノー・ワークス4位を固めた。レース巧者らしくなった。

*セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)
 今季最後のレースも最悪、ロシアのモータースポーツへの期待感が薄れる結果になりそうだ。

*ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
 欲求不満か、戦えきれずに46周リタイア。本音で今年終盤のホンダをどう思っているのか、2019年に向けて期待半分・不安半分なのか(?)……。

*エステバン・オコン(フォース・インディア)
 バトルを序盤にフェルスタッペンと展開。デビュー連続完走記録が一時話題になったが実は、荒っぽいスタイル、それが今年ブラジルで出たようで。

*シャルル・ルクレール(ザウバー)
 同年代の中でとくに光る賢さ、イタリア語はベッテルよりはるかにぺらぺら(!)。腕も頭も秀逸、あとはフィジカルだけか……。

*ロバート・クビカ(ウイリアムズ)
 フリー走行1回目を走行(最下位)し来季テスト開発に専念、ウイリアムズ復興への第一歩を。

 いつもとは違う“真実のゴール”に向け、20人それぞれが走った最終戦アブダビGP。達成感と虚脱感、ゴージャスな光景のなかでのリアルな人間光景だったーー。


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