ハース「マクラーレン・ホンダ、バトン、アロンソに勝ったことが誇らしい」:ハースF1 イタリア日曜
2016年F1イタリアGP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンは11位、エステバン・グティエレスは13位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=11位
率直に言えば、このレースでポイントを獲得するには、まだ少しスピードが足りなかったと思う。
僕らはとてもアグレッシブな1ストップ戦略を試みた。最初のスティント終盤の数周では、ソフトタイヤに少しグレイニングが出てしまって、それで何秒かを失ったのは確かだ。けれども、最終的に10位に入るために必要だったあと12秒は、グレイニングが起きなくても稼げなかったと思う。これが今日の限界に近い成績だったということだ。
次のレースに向けて、改善できるのは何かを学んでいく必要がある。次のシンガポールは個人的にも楽しみにしている。シーズン中で最高のレースのひとつだからね。
エステバン・グティエレス 決勝=13位
とても残念なスタートになってしまい、いきなり大きくポジションを失った。そこからの挽回は難しかったけど、僕としてはベストを尽くしたつもりだよ。
最初のスティントは思うようにペースが上がらず苦戦した。僕が予選で使ったタイヤでスタートしたのに対して、周囲のドライバーはみんな新品タイヤだったからね。かなり厳しい状況の中で、気持ちをしっかりと保ちながら、何とかリカバーしようと必死でプッシュした。でも、序盤に失ったものはあまりにも大きくて、結局スタートした順位まで挽回することはできなかった。
次のシンガポールに向けて、より力強いパフォーマンスを発揮できるように、あらゆる努力をするつもりだ。
チーム代表 ギュンター・シュタイナー
(グティエレスのスタート失敗について聞かれ)スタートをうまくやれなかったのは、ドライバーの問題だ。プレッシャーがかかったのだろう。我々も、彼自身も、あれでチャンスを逃した。
だが我々はマクラーレンを相手に戦い、彼らに勝った。それは誇りに思っていいだろう。マクラーレン・ホンダはビッグチームだ。彼らは歴史のあるチームで、我々は新規チームだ。そういうチーム、そしてバトンやアロンソという優秀なドライバーたちとレースをしたというのは誇らしいことだ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています