autosport web / Translation: Yasuo Miyake/AKARAG

 2019年シーズンのF1では実際に中団グループの混戦が予想されるが、サインツJr.自身の望みは、中団全体が集団で先頭グループにじりじりと近付いていくことなのだという。

「僕が本当に望んでいるのは、中団とトップグループとの差がもう少し縮まることなんだ。そうすればレースがもっとわくわくするものになる」

「そしてその中で誰がトップに立てるのか、ということだね。誰が新しいレギュレーションをうまく活用できるか、ということが鍵になると思う」

 マクラーレンは将来に向けて改善されると信じる24歳のサインツJr.は、そのためにエンジンパートナーのルノーも、さらに開発作業を進めるべきだと主張する。

「ルノーはエンジンについての議論を積み重ねて、2019年に具体的な進展を見せる必要がある」

「そうでなければ、メルセデスやフェラーリ、ひいてはホンダも進化を続けている現状において、後から縮めることが困難なほど彼らに差をつけられてしまう」

「こういうことを言うのは難しいけれど、僕は状況が少しでも好転し始めて、コース上での差が縮まることを心から願っている」

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