「我々はいくつかの結論を見出した。今シーズン残りのレースで役立つと思っている。そしてシンガポールでは我々の推測が正しかったことを確かめていくつもりだ」
「だがしかし、問題がひとつだけという確証はない。おそらく、たくさんの要素が絡みあっているため、シンガポールの週末がどうなるか楽しみだし、期待もしている」
「シンガポールでは、我々のマシンのシーズンを通して最大の妥協点を見ることができると思う。マシンにはサーキットとの相性があるんだ。シンガポールのようなハイダウンフォースサーキットで極めて相性のいいチームが、モンツァのようなサーキットで失速したりする」

「だから、最大の妥協を探そうとしているんだ。そしてこれがシンガポールで何が起こるか見てみようと言う理由だ」
その一方で、ハミルトンとロズベルグのどちらかがライバルに食らいつき、どちらかが不調に喘いだ場合、2人の順位が離れるかもしれないとハミルトンは考えている。
「去年は困難だったけど、今年は二の舞いにならないことを祈っているよ」と語る首位ハミルトン。ロズベルグがベルギーとイタリアで勝利した後、リードはわずか2ポイントとなった。
「もしフェラーリが後ろに迫り、競争力を増してきても、それほど悪いことではないね。そうなる可能性はあると思うしニコも同じことを考えているだろう」
「でも僕らは全てのレースでワン・ツーフィニッシュをしたいから、よい週末になることを願っているよ」