投稿日: 2019.02.20 14:05
【ホンダ密着】F1バルセロナテスト2日目:トップと1秒差も、「今は走行距離を稼ぐ段階」。信頼性はまだ万全とは言えず
Kunio Shibata
テストは2日目を終えて、フェラーリがトップタイムを出し続けている。一方レッドブル・ホンダは、両日ともにマクラーレンやハースに先行されている。しかしその結果にしても、「今はまったく意味がない」と、田辺さんは言う。
「去年のPP(ポールポジション)が1分16秒173。それに比べれば、今は全然遅いでしょう。距離稼ぎの段階で、1分19秒、20秒で走ってますから。いわば鼻歌交じりの状態ですよ」
「そこから2秒、3秒縮めていった世界での、コンマ1秒あるいはコンマ01秒の違いは、とてつもなく大きい。今の時点での1秒差は、それから言えばほとんど意味がありません」
そこまで行った段階で、初めて本当の実力差が見えてくるということだ。来週のテスト2週目には、ホンダもレースを含めた本格的なグランプリ週末のシミュレーションを行う。はたしてその時点で、ホンダのパートナーであるレッドブルとトロロッソは、どんな光景を見せてくれているだろうか。
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