クビアトは、今のところトロロッソSTR14・ホンダの印象は非常にいいと語っている。
「いい感触を持っている。今のところ、僕の好みに合っているようだ。コースに出るたび、挙動が予想できるんだ。もちろんまだテストの初期段階だけど、出だしが好調なのはいつだって歓迎だ。この調子で作業を続け、マシンを改善していきたい」
ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)について聞かれたクビアトは、高い信頼性を発揮しており、そのおかげで予定どおりにプログラムをこなせていると答えた。
「エンジニアがどういう設定をしていたのかは知らないし、データの分析をするのはエンジニアの仕事だ。僕にとって重要なのは、信頼性が高く、たくさんの周回をこなせたことだ。今日は、目標どおり、かなりの周回数を走りこむことができた。ホンダの信頼性は優れていると思う」

テスト中のタイムとはいえ、最速タイムを記録できたことはうれしいと言うクビアトだが、さらにマシンを改善するために、走行距離をできるだけ多く重ねることが何より重要であると強調している。
「今日の結果を喜んでいないといえば嘘になる。でも現実的に考えなければならない」
「これからも懸命に作業に取り組み、たくさんの周回を重ね、マシンへの理解を深め、より優れたパフォーマンスを引き出していきたい」
「周回数は多ければ多い方がいい。(一日に)200周走れるなら大歓迎だよ。そんなに走ったら首が痛くなってしまうだろうけど、それでも構わない。今日はたっぷり仕事ができた。今は、ラップタイムよりも、どれだけの作業量をこなせたかの方が重要なんだ」