そのレーシングポイントとは対照的に、トロロッソ・ホンダの新シーズンへの準備はスムーズに進められた。
「プレシーズンテストでは、何も問題はなかった」とダニール・クビアトは語った。
「準備万端でオーストラリアに来たよ。そしてすぐにいつものレーススケジュールへの取り組みに集中できた」
そしてマクラーレンは、ルーキーのランド・ノリスがオーストラリアGPの予選で8番手につけたものの、おそらく中団グループの最後尾に位置している。
オーストラリアGPの結果を見ると、優勝から5位までをトップ3チームが占めているが、6位から10位までに5チームが入賞している。特に7位のヒュルケンベルグから10位のクビアトまでは数珠繋ぎの接戦だった。
ハースが他チームより優位に立っているのは確かだが、ロマン・グロージャンは、チームが中団グループのトップの座を守り続けられるかについては慎重な姿勢を見せている。
「(序盤の4戦を終えて)スペインGPを迎えれば、どのチームも大規模なアップデートを投入する」とグロージャンは語った。
「僕たちが優位なのかどうかははっきりしてない。誰が本当に強くて、誰がそうではないかということが明確になるには、時間がかかるだろう」