3番手に続いたのは、マクラーレンのランド・ノリスだった。マクラーレンは午前中にカルロス・サインツJr、午後にノリスを走らせた。一方、ピレリの2020年F1タイヤ開発テストのために2台目のマシンも用意し、昨年までレースドライバーを務めたフェルナンド・アロンソにステアリングを託した。
午前担当のサインツは32周のなかで1分32秒059(C2タイヤ)をマークし、9番手。午後のノリスは22周走り、1分30秒800(C3タイヤ)がベストタイムだった。MCL34に初めて乗ったアロンソは一日を通してタイヤテストに専念、64周を走行し、1分32秒207で11番手となった。

4番手はハースのロマン・グロージャン。雨の前にトップタイムを出していたグロージャンだが、その後、他車にタイムを塗り替えられた。42周を走ったグロージャンの自己ベストタイムは1分30秒982(C3タイヤ)だった。ハースは午後にはピエトロ・フィッティパルディを起用。フィッティパルディは20周のなかで1分32秒708(C3タイヤ)を記録し、12番手となった。

トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが5番手。アルボンは71周を走り、周回数では2番手。ベストタイムは1分31秒089(C3タイヤ)だった。マクラーレン同様、トロロッソもピレリタイヤのテストを担当。ダニール・クビアトが追加のマシンでタイヤテストに取り組み、45周を走り1分33秒653で14番手だった。

この日最多周回を走りこんだのがメルセデスのルイス・ハミルトン。77周を走ったハミルトンは、タイムは1分31秒156(C3タイヤ)で6番手となった。
