投稿日: 2019.05.10 15:38
ハースF1、マシンのスペックを分けてデータ比較を実施。結果次第で2台にアップデート投入へ
autosport web
Translation: AKARAG
ハースは開幕戦オーストラリアGPで、マグヌッセンが6位に入賞して好調なシーズンスタートを切り、予選でも好結果を出してきている。
しかしそれ以降、レースにおいてタイヤの温度を適切なウインドウ内に保つことができない問題が起き、ドライバーはふたりともバーレーンGP、上海GP、アゼルバイジャンGPをトップ10でフィニッシュすることができなかった。
「タイヤを温めて、適正範囲に収める必要があるだけだ。あまりにも単純なことだ。『ではなぜそうしないのか?』と聞かれてしまうだろう」
「そうできないのは、タイヤの温度を高める方法が分からないからだ。それは我々だけではないが、我々は他のチームよりも大きな影響を受けているかもしれない。そのことは完全に認めよう」
「ブレーキはある程度のエネルギーをタイヤに与えるが、タイヤを温めるために絶え間なくエネルギーを作り出すことはできない」
「それに、ブレーキはタイヤを温めるために作られてはいないし、オーバーヒートしてしまうことがある。バクーでのロマンは、ある段階でブレーキをオーバーヒートさせてしまった。激しくプッシュしすぎたからだ」
シュタイナーはスペインの暖かい気候条件と高速コーナーが、ハースのマシンに適していることを期待している。
「(バクーより)悪いことにはならないだろう。ここでは順調にいくはずだ。テストでは順調だったし、オーストラリアでも順調だった」
「もし後退してしまったら、『何が起きたんだ?』ということになるだろう」
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