更新日: 2019.05.15 13:14
メルセデスがトップ、フェラーリの若手アイロットがクラッシュ/F1バルセロナテスト1日目
■マクラーレン
マクラーレンはレースドライバーのサインツとノリスを走らせた。午前担当のサインツは64周を走り、C2タイヤでの1分18秒263で6番手、午後に登場したノリスは44周のなかで、C3タイヤで1分18秒567をマークし、10番手となった。チームは、特に大きな問題に見舞われることなく、有意義なテストができたと述べている。
■ハース
ハースはテストドライバーのピエトロ・フィッティパルディを起用。VF-19で走る3度目のF1テストとなったフィッティパルディは、103周を走り、セッション終盤にプロトタイプタイヤで1分18秒326のタイムを出し、7番手となった。
■レーシングポイント
レーシングポイントは、シミュレーター作業を担当しているニック・イェロリーにテスト初日の作業を任せ、タイヤテスト用のセカンドカーではレースドライバーのセルジオ・ペレスが走った。
イェロリーはフォース・インディア時代の2014年からチームと契約しており、2015年にはVJM08をテストした経験を持つが、2019年型マシンRP19に乗るのはこの日が初めてだった。イェロリーは111周を走り、C5タイヤでの1分18秒361で8番手、ペレスは118周のなかで、2020年プロトタイプタイヤで1分19秒719を記録、11番手だった。
■アルファロメオ
フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであり、ザウバー・ジュニアチーム・バイ・チャロウズからFIA-F2に参戦しているカラム・アイロットが、アルファロメオC38を初めてドライブした。アイロットはターン3でコースオフし、激しくクラッシュ。ドライバーにけがはなかったが、マシンが大きなダメージを負い、この日のテストが切り上げられることになった。アイロットは41周を走行、C2タイヤで1分19秒819をマーク、12番手となった。
■ウイリアムズ
ウイリアムズはテストおよびリザーブドライバーのニコラス・ラティフィを起用。現在FIA-F2でポイントリーダーのラティフィは、133周とベッテルと並ぶこの日の最多周回を走り、C2タイヤで13番手にあたる1分20秒670を記録した。