「だがその反面、チームとしては1位と3位でのフィニッシュに非常に満足している。バルテリにしてみれば、失意を感じるだろうがね」
「今週末の彼にはペースがあった。今日の純粋なスピードを考えれば、昨日はポールポジションを獲れた可能性もある。2番手は最低限の順位だと思っている。彼は、そうした結果が奪われたと感じているだろう」
表彰台では喜びとともに、恒例のシャンパンの一口を味わったボッタスだが、心の中ではチームメイトではなく状況に負けたと感じていた。
「僕にとって期待外れの週末であったことは間違いない。なぜなら十分なスピードが出ていたと思うし、走行中の感触も良かったからだ」とボッタスは語った。
「明らかにとても速いペースがあって、ファステストラップに近づけるかどうかを試していた」
「正直に言って、レース全体を日曜日のモナコでのドライブのように感じたよ。少々残念だったが、ときにはこんなこともある」