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投稿日: 2019.06.23 17:50
更新日: 2019.06.23 19:08

ホンダF1本橋CEがスペック3のセッティングを解説:「レース現場ではエネマネのチューニングを最適化していきます」


F1 | ホンダF1本橋CEがスペック3のセッティングを解説:「レース現場ではエネマネのチューニングを最適化していきます」

──ではレッドブル用とトロロッソ用では、振り分けに関しても変えていますか?
本橋CE:いえ、そこはまったくいっしょです。同じF1マシンですし、そこに搭載されるパワーユニットの基本的な狙いもひとつなんですね。なのでどちらのチームにも、同じものが入っています。もちろん車体特性やドライバーの運転の違いはありますが、そこはレース現場でわれわれが合わせていきます。セッティングは両チームで違いますが、ハードウェアはまったく同じということです。

──今回のターボチャージャーに関しても、振り分け方が違うことはないと。
本橋CE:ハードウェアとしては、まったく同じです。

── 一方、スペック2を継続使用するアルボンは、予選ではQ3を狙ったと思うんですが、わずかに届きませんでした。とはいえスタートタイヤを自由に選択できる11番手は、結果オーライでしょうか?
本橋CE:そうですね。初日2回のフリー走行では、若干調子が悪かったんですね。それが二日目には、かなりラップタイムが向上できている。チューニングや車体のセットアップが、うまくまとめてきてる印象です。

──今年のトロロッソは、レース週末で外すことがほとんどないですね。
本橋CE:(苦笑しながら)そうですね。去年に比べると。やはり車体もパワーユニットもそうですけど、経験とデータの積み重ねで改善していくわけで、去年の数々の失敗を繰り返せない、それが糧になってるんだと思いますね。

 それはもちろん、僕らもいっしょですし。どこがウィークポイントなのかしっかり把握することがまず第一で、それからそこに手を入れていく。トロロッソもそれを地道にやって来た結果、どんなサーキットでもある程度のパフォーマンスを発揮できるようになったんでしょうね。


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