オーストリアの木曜記者会見で、フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダのパッケージが、ライバルであるメルセデスおよびフェラーリと比較して劣っている部分を次のように指摘した。
「ポール・リカールでは、明らかにトップスピードが足りなかった。さらに、メルセデスと比較すると、2つか3つのコーナーでのスピードも劣っていた」
「フェラーリはストレートでまるでロケットのようだ。でもコーナーでは僕らの方が少し強い」
「今は、マシンからもエンジンからもパフォーマンスをもっと引き出すために努力しなければならない」

いずれは現状に我慢できずに他チームへの移籍を考え始めるかという質問に対し、フェルスタッペンは「チームが今後のレースで持ち込んでくるものに注目したい。その方が重要だ」と答えた。
「来年あるいはその先に何が起こるかということについては、それほど心配していない。今はこのプロジェクトに気持ちを集中させたい。ポテンシャルは高いと思うし、まだ始まったばかりだ」
「とはいえ、35歳や40歳になっても(4位で)走り続けるなんてことは真っ平だ。だから状況を見ていくよ」