投稿日: 2019.07.20 09:10
更新日: 2019.07.20 09:13
更新日: 2019.07.20 09:13
F1新規則により全マシンが同じ形状になるとチーム側が懸念。ロス・ブラウンは「馬鹿げた不満」と反論
autosport web
Translation: AKARAG/ Yasuo Miyake
ブラウンは新規則が制限的な本質を持つ可能性について否定はしなかった。だが、創造性に富む設計者やエンジニアがレギュレーションの隙間から何かを見つけ出し、結果としてそれによってマシン同士のより接近した競り合いという目的から外れてしまわないために、一定の障壁を設けることは必要なのだと語る。
「極めて明確化されたこれらのレギュレーションのなかでも、創造性豊かなF1の人たちは異なるソリューションを見つけ出すものと考えている」とブラウンは付け加えた。
「規則を明確化するのは、確実に目的を達成すべきだからだ。ただしそこには、十分な自由裁量の余地もある」
「各チームに比較的自由度がある現行の規則と比べれば、もどかしさの増す内容にはなるだろう」
「しかし、もしも彼らが『新規則は全チームに等しく適用されるものであり、どこかのチームが他よりも良い仕事をした場合、他とのタイム差は2秒ではなく、コンマ2秒になる』という前提で取り組むならば、それこそが我々の求めるF1だ」
1 2