
――これでフェルスタッペンの残留に向けて、前進ですね。
ホーナー代表:今日、マックスは難しいコンディションのなか、レッドブル・ホンダのマシンに満足し、自信を持って走っていた。さらに彼は強い信頼関係を築いているレースエンジニアと最高の判断を選択し続けた。
いまわれわれは実力で勝てるポジションにいる。勝利を望むマックスがリスクをとって、チームを離れる理由が見つからない。
――チームメイトのピエール・ガスリーは対照的な結果に終わりました。
ホーナー代表:スタートで出遅れて8番手までポジションを落としたあと、最初のピットストップで右リヤタイヤの交換に手間取り、さらにポジションを大きく失った(18番手まで後退)のが痛かった。
それでも、彼は着実にポジションを上げて、18周目にポイント圏内まで挽回してくれた。最後のセーフティカー明けにセバスチャン(・ベッテル)を抜いたけれど、その後、ターン1でコースをはみ出して抜き返され、最終的に(アレクサンダー・)アルボンに追突した。
土曜日の予選で素晴らしいパフォーマンスを披露し、今日は多くのポイントが取れるチャンスがあっただけに、ピエールにとってはフラストレーションがたまる一日となってしまったことだろう。
■レッドブルF1代表クリスチャン・ホーナー優勝インタビュー(2)につづく