しかしながらクルサードは、その要件に達しない女性ドライバーでも、モータースポーツの他の分野で頭角を現し、成功することは可能であると認めている。
「Wシリーズにおいて、私は個人的にはさらに多くの女性ドライバーをモータースポーツに呼び込みたいと思う」とウイリアムズとマクラーレンに在籍した経験を持つクルサードは語った。
「私の姉妹もレースをしていた。彼女はとても才能があったが、支援を受けることができなかった。なぜなら家族は、私を支援していたからだ。私はそのことを悔やんでいる」
「だから私は才能ある女性ドライバーを支援し、より多くの女性をモータースポーツに呼び込むWシリーズの一翼を担いたいと思っている。十分に優れた能力があれば、彼女たちはF1へ昇格できるだろう」
「もし、それなりに優れているだけだっとしても、優れているというのは(非常に)良いことだ。それなら彼女たちはツーリングカーやスポーツカー、またその他の多くのチャンピオンシップに参戦できるだろう」