FIA-F2参戦中のルノーの若手のなかでトップレベルにあるのは、カンポスのジャック・エイトケンとユニ ヴィルトゥオーシのチョウ・グアンユーだ。先日スパ・フランコルシャンで悲劇的な事故に見舞われて死亡したアントワン・ユベールも有望とみなされていた。
誰がF1に昇格するか、また実際に昇格があるかどうかは別として、F1のレギュレーションが改変される2021年には、現在メルセデス、フェラーリ、レッドブルが繰り広げているトップ争いにルノーが加わることをアビテブールは望んでいる。また、2020年に加入するオコンがチームの助けになることへの期待も示している。
「我々は短期的に結果やパフォーマンスを要求される世界にいる。しかし彼らは極めて評価が高く、資金も多く、しっかりとした組織だ。トップ3に加わるのはとても難しい」とアビテブール。
「しかし我々はそうしたことのために奮闘しており、エステバンは助けになってくれると信じている」
「2020年と2021年にすべきことをのなかでバランスを取り続けていく。2021年には大きな変更があるため、リソースをどう割いていくかという点を、注意深く考えなければならないのだ」
「エステバンもそのことは認識している。他の多くのチームと異なる部分はないが、我々に学びの機会をもたらすだろう。2020年に一丸となってきちんと仕事にあたっていけば、2021年には完全なアタックモードに入れる」