
――今回FP3がキャンセルされて、フリー走行が2回だけになってしまった。トロロッソはそれに加えてガスリーが最初のセッションを山本選手に譲っています。いつも以上に、難しい初日だったのでは?
田辺:山本選手も車体、パワーユニットともにきちんとフィードバック出来ていますし、影響は最小限だったと思います。ただガスリー選手は乗ってないだけに、馴れるまである程度時間はかかったようですが、結果的にいい順位に付けていた。ネガティブな影響は、なかったと思います。
――ホンダスタッフは、土曜日はホテル待機ですか。
田辺:まだ決まってないです。サーキットには来れないので、どうしようかと。
――できればモナコの金曜日のようにしたいところでしょうが、サーキットで作業ができない。たとえばパソコンをホテルに持ち込むことで、ある程度のことはできますか?
田辺:FIAが例外的な対応を許すか、カーヒュー(門限)を伸ばすのか、これから話し合うことになっています。走行データはさくらR&Dに行ってますから、ホテルでそれを見ることはできる。ただ通信速度の問題はありますけどね。
台風で仕方のない部分もありますが、せっかく楽しみにして来ていただいてるファンの皆さんには、本当に申し訳ないです。と同時にわれわれとしても、ホームレースの鈴鹿は通常のプログラムをこなした上で、万全のコンディションで予選レースに臨みたかったですね。そこは少しガッカリしています。
