
Q2ではメルセデスAMG勢、フェラーリ勢ともにソフトとのタイム差が大きいもののミディアムを選んでコースイン。レッドブル・ホンダもフェルスタッペンだけはミディアムタイヤでこれに続いた。
ハミルトンはセクター2でベストタイムを刻んで1分33秒045でトップ、2番手にはセクター3ベストのボッタスが0.115秒差で続き、フェラーリ勢はルクレールが0.143秒差の3番手、ベッテルが0.153秒差の4番手。
最後にアタックしたフェルスタッペンは0.075秒差の2番手と、いずれもソフトタイヤのマクラーレン勢・トロロッソ勢を上回ったものの、その差は0.3〜0.5秒と決して大きくはない。そして最終的にはソフトタイヤのアルボンが1分32秒898を刻んでトップに立つ。
残り3分を切ったところで各車が2回目のアタックに入り、上位勢もソフトタイヤでQ3に向けた練習を行なうが、フェラーリ勢は路面の改善による中団勢のペース向上を恐れてか再びミディアムタイヤでコースインする。
アタックの直前のターン19でフェルスタッペンはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)に引っかかってインにラインを変えたハミルトンと交錯しインカットで逃れる場面もあった。

ここでフェラーリ勢はタイムを更新してルクレールが1分32秒760でトップ、ベッテルは0.022秒差の2番手となった。
ガスリーはアタックをアボート(中止)したものの10番手タイムでQ3進出を得た。クビアトはターン19でトラックリミット違反を犯して1分33秒785のタイムは削除となり、13番手に終わった。11番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、12番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、14番手ランス・ストロール(レーシングポイント)、15番手ロマン・グロージャン(ハース)というQ2敗退組となった。