
──ふたりの話を聞いていると、クビアトの方がバンプにより苦労している印象です。
本橋CE:その通りだと思います。
──ガスリーがここ数戦好調なことについて、「特にパッケージは大きく変わってないけど」と、ガスリーが言ったら、フランツ・トスト代表は「車体は毎戦のように改良しているし、ホンダも進化している。新燃料も、投入された」と、反論していました(笑)
本橋CE:着実にパッケージとして進化していますし、新燃料の投入もエンジンパワーを出すために、もちろん貢献してくれています。必要なところにパワーを出す助けには、十分なっています。鈴鹿以降のパワーユニット(PU/エンジン)+燃料は大きなアップデートというわけではないですが、十分なパワーを引き出せるようになっていますね。
──中団グループの接近戦の中では、それは大きいですよね。
本橋CE:大きいと思います。ちょっとしたパワーアップだったり、レース現場での適切なチューニングだったりが、結果にしっかり反映される。とにかく取りこぼしのないようにして行かないと、これだけ拮抗した中で前に出られません。
──明日のレースでは、2台入賞行けそうですか?
本橋CE:そうですね。ロングランも悪くないし、タイヤもそれほど心配しなくていいかなと思っています。明日こそは、2台ポイント獲得行きたいですね。もちろんレースは何が起きるかわからないですから、それにしっかり対応できるよう備えて行きます。