更新日: 2019.11.10 18:59
ホンダサンクスデーには1万7500名が来場。世界選手権への参戦60周年となった2019年を締めくくる
MP4/4のデモランを担当したのは佐藤琢磨。佐藤は走行後、「MP4/4はすべてのレーシングドライバーの憧れだと思います。とてもつもない強さを誇ったのでそれに乗れたのは嬉しいです。今年はグッドウッド・フェスティバルでもMP4/4に乗りましたが、日曜日は雨で乗れなかったので、今日はもてぎでフルスロットルで走れて最高でした」とコメント。2輪ではクラッチローがNSR500とRC213Vを、小椋がNSF250RWをデモランした。
今年の選手権でタイトルを獲得したチーム、ドライバー/ライダーを祝福する『ウイナーズ・パレード』では、今シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権でチームタイトルを獲得したDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの山本と福住、全日本モトクロス選手権でタイトルを獲得した山本、全日本トライアル選手権でチャンピオンに輝いた小川がデモランを行った。
走行を終えた山本は「チームタイトルを取れたことでDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの強さを証明できましたが、個人のタイトルを逃してしまったので、この悔しさをバネに2020年シーズンはチャンピオンを奪還できるように頑張りたいと思います」と述べた。
そして最後にはアストンマーティン・レッドブル・レーシングによるデモラン。元F1ドライバーのデビット・クルサードが走行を担当し、ホームストレートでは毎周ドーナツターンを行って、集まったファンを楽しませた。
フィナーレでは選手や監督に加えて、今日コースを走ったクルマとバイクがホームストレート上に並べられた。イベント終了後にはファンもコースへ降りることができ、最後までマシンを間近で見ることができるイベントとなった。