ビノットはまた、ベッテルがシーズン中に何度かマシンのコントロールを失っていたという説に反論した。
「一旦マシンに乗れば、ベストを尽くそうと思うものだ。そのことでドライビングスタイルに影響が出ることはない」
ベッテルとルクレールの間には何ら問題はないと主張する一方で、ビノットはインテルラゴスでの恥ずべき同士討ちの再発は許されることではないと認めた。

「ブラジルでの出来事は起きるべきではなかった。たとえ小さな衝突であったとしても、大きな影響があったのだ。結局のところ、記録上フェラーリのポイントはゼロとなった。良いわけがない」
「あれは無謀な動きではなかった。だがチームメイトと競っている時には、もう少し慎重にならなければいけない」
「彼らはあの衝突が受け入れられないことであることを分かっているし、(ベッテルとビノットは)非公式の場でそのことを話し合った。彼らは我々がどこへ進もうとしているか承知している。そして常にチームが最優先であるということも理解しているのだ」