批判の一部はF1内部からのものもあり、現世界王者であるルイス・ハミルトンも、F1が世界に与える影響とF1内部における見解の食い違いについて懸念を表明しているひとりだ。
飛行機で各地を移動するようなライフスタイルを送っているハミルトンのコメントは偽善的であると非難されているが、キャリーは彼に完全に同意している。
「もちろん私は同意している。我々はこの件が中核となる目標のひとつであることを言明してきた。今後数年間において、環境問題は我々が取り組んでいくもののひとつと見なしている」とキャリーは語っている。
「ルイスは多くの件に関心を持っており、こうした取り組みを率先する素晴らしいリーダーでもある。確かに彼は、多くの目標について追求することに関心を持っていると表明してきた」
またキャリーは、F1を他のスポーツ界から際立たせるという点では、有名ドライバーやスーパースターたちが大きな役割を担っているとも語った。
「ドライバーはどれだけ重要だろうか? 彼らは重大な存在だ。スポーツではヒーローが礎となっており、我々の最大のヒーローはドライバーたちだ」
「ルイスは6度のF1世界チャンピオンだ。彼の重要性は言うまでもないことだ。彼は今日における偉大なドライバーのひとりだというだけではない。彼は史上最も偉大なドライバーのひとりなのだ」