一方北ホール、海を渡りアメリカはシボレーの新型『コルベットC8』であります。
もうとにかく格好いい! 説明は必要ありません。男子の心をくすぐりっぱなしであります。完全無欠の2シータースポーツ、試乗されているオジサマの顔も緩みっぱなしであります。
コクピットのメーターを見てみましょう。エンジン回転数は4500rpmからがレッドゾーン、デザインもシンプルです。でも実際にこの車に乗ったらメーターなんか見ないでブッ飛ばす。それが正しい乗り方でしょう(個人の意見)。
お待ちかねのエンジンルームです。ダウンサイジングなどが幅をきかせている昨今において、6.2リッター、V型8気筒エンジン(!)がミッドシップに鎮座します。
意味もなく接近してみます。赤いヘッドカバーとカーボンのフレームカバーがカッコいいですが、整備性は物凄く悪そうに見えます。
北米のIMSAシリーズ、WEC世界耐久選手権およびル・マンを制覇する為に生まれてきたこの新型コルベット、活躍が楽しみです。
振り返ると同じシボレーブースには『カマロ コンバーチブル』さんが展示されています。客をニューコルベットにとられ寂しそうです。皆さまカマロも見てください。
一方、東ホールのTOYOTA GAZOO Racingブース。『GRヤリス』ばかりが注目されていますが、展示物の中にトロフィーコーナーが。
こちら本物(!)のル・マン24時間優勝トロフィーであります。その奥にはACOフランス西部自動車クラブ(編注:ル・マン24時間レースの主催団体)特注のルイ・ヴィトンのトロフィーケースが。
このトロフィー、そろそろACOへ返却しなければならない為、我々が目にすることができるのは東京オートサロンまでとなりそうです。ただし、2020年もトヨタがル・マン24時間で優勝すれば“ル・マン3連覇”としてこのトロフィーを所有することが出来ます。
展示物の中にはダカールラリーの優勝トロフィーも。普段見る機会がないだけにとても貴重です。
その隣には世界耐久選手権チャンピオンのトロフィーが。この形状、『魁!!男塾』の“僕針愚”に登場するスパイクのついた金属製グローブを彷彿とさせます。