更新日: 2020.01.22 08:28
ジョージ・ラッセル インタビュー(2)「ルクレールやフェルスタッペンのような好敵手がいたからF1に辿り着くことができた」
Q:あなたは2020年もウイリアムズに残ることができて満足だと言っています。しかしもしメルセデスが2021年にチームに加入するようオファーをしてきたらどうしますか? あなたはメルセデスの傘下ドライバーで、チームのマシンを5回テストしています。
ラッセル:うーん……F1ドライバーなら誰もが世界チャンピオンになりたいと思っているし、タイトルを取るチャンスが訪れるのを待ち望んでいる。僕を含め、どんなドライバーでもメルセデスからオファーが来たら、検討しないわけにはいかないだろう。メルセデスは今のF1を支配しているチームだからね。
様子を見なければならないだろうけれど、僕はあまり先のことを考えたくない。なぜなら我を忘れて手元にある仕事に集中しなくなってしまうからだ。ドライバーを続けていれば、そのうちどこからかオファーが来ることは分かっている。だから僕はレースごと、フリー走行ごとに集中していく。自分に何ができるのかは分かっている。ひとつひとつのセッションで、その力を最大に発揮していれば、チャンスはやってくる。
Q:最後の質問です。2020年シーズンをスタートする段階でのあなたとチームの目標は何ですか?
ラッセル:僕たちは大きく改善していくはずだ。僕はそう確信している。ただ、他のチームがどれだけ改善するのかは分からない。もし他のチームが現状のままだったら、僕たちはライバルたちと対等に戦えるだろう。
とはいえ誰もが改善するだろうし、それがF1というものだ。プレシーズンテストまでまだ先が長いし、僕たちは今も改善しているところだ。今の時点では正しい道を進んでいる。僕たちのチームはいい戦いができるはずだよ。