更新日: 2020.01.27 14:07
F1オランダGPに向け、ザントフォールトの改修工事が進む。オーバーテイク促進のため複数箇所を変更
ドローモはかつて、シルバーストンやイモラなど世界的に有名な他のサーキットの改修を手がけている。しかしザフェリは、ザントフォールトが同社にとって他に類のない挑戦となったことを認めた。
「ザントフォールトは、我々がこれまで手がけたなかでも最も畏敬の念を起こさせるほど素晴らしいところだ。このサーキットにはこの上ない感覚と生命力がある」
「砂の上に建てられたサーキットの仕事をするのは、我々にとって初めてのことだ。ザントフォールトはユニークなところで、砂丘、ピットレーン出口、風、そして今はふたつのコーナーがある。ここと少しでも比べられる唯一の場所は、日本の鈴鹿サーキットだろう」
「私が個人的に好きなところだ。すべてを含むサーキットで、ドライバーの人気もとても高い。ザントフォールトと鈴鹿が両方ともフーゲンホルツによって設計されたのは偶然ではない」
プロジェクトの難易度の高さにもかかわらず、ザフェリはすべてが今もスケジュールどおりに進んでいると自信を見せた。
「2月末にこの施設を再びオープンできるだろう。現在は縁石が埋め込まれているところで、サーキットの基礎はすでにできている。唯一欠けているのはアスファルトだ。今月末にアスファルト舗装を開始する予定でいる」
「誰もがザントフォールトに非常に興味を持っていて、大きな期待が寄せられている。毎日、好奇心旺盛な人々がドローンをサーキット上に飛ばしている」
「多くの人が疑問を持っているのは、主にアクセスのしやすさの点だろう。私はそのことには関与していないが、担当者たちが多くの努力を注いでいるのを見ている。誰もがこのサーキットに夢中になると私は確信している」
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