一夜明けた土曜日のフリー走行3回目は、前夜の雨が少し残っていたため、路面が乾くまでガレージで待機するマシンがいる中、ハースの2台はインターミディエイトタイヤを履いて開始早々コースイン。改良を加えた新しいフロントウイングに問題がないかどうかを確認していたのである。そして、問題がないことがわかるとミディアムタイヤを履いてセットアップの確認を入念に行っていた。
レースでは序盤10番手を走行していたグティエレスがスピンを喫し、9番手を走行していたグロージャンは「1回目のピットストップの後、パーマーに引っかかってしまったのが痛かった」ために、入賞は果たせなかった。しかし、グロージャンは「全体的なペースは良く、アップデートが機能していることがわかったので、今後に向けて大きな期待が持っている」と、終盤戦でも楽しみな存在となりそうだ。