投稿日: 2020.02.13 11:25
ルノーF1首脳「2020年の目標はランキング4位奪還」F1への長期参戦の意向も示す
autosport web
「2020年はさまざまな意味において重要な年になる。F1に(ワークスチームとして)復帰した最初の3年のポジティブな勢いを取り戻すことを目指し、同時に全チームにとって新たなサイクルとなる来シーズンへの準備も行う」とストールはコメントした。
「創成期を終えたいま、我々は2021年の技術的変更に挑むための準備を整えるべく、かつてないほど強く決意を固めている。エンストンとビリーのファクトリーで働くチームが今年再びコンストラクターズ選手権4位獲得を狙ってチャレンジし、次の時代にチームとルノーブランドが成功を収めるための基盤を作ってくれるものと、全信頼を寄せている」
アビテブール代表も「今年は今まで以上に熾烈なシーズンになるだろうが、コンストラクターズ選手権4位を取り戻すことが今シーズンの目標だ」と強調する。
「シーズンオフに特定した3つの優先事項を尊重していく必要がある。それは最初から高い信頼性を発揮すること、シーズン序盤の段階から高いレベルの開発を確実に行っていくこと、コース上で高いコンバージョンレートを達成することだ」
「一方で、チーム全員の力を最大限に引き出すため、そして長く困難なシーズンのなかで毎レースウイークエンド最大限にチャンスを生かすため、チームスピリットを強化し、自信を取り戻す必要がある」
![ルノーF1チームの2020年ドライバーラインアップ、ダニエル・リカルドとエステバン・オコン](https://cdn-image.as-web.jp/2020/02/13111216/20Renault-launch-RicOco-Renault1-660x440.jpg)
「2020年は、ひとつのサイクルが終わり、次の準備段階に入る、極めて重要な年だ。2021年のレギュレーション大規模変更に向けて、できる限りいいプロセスを踏んでいかなければならない。2019年後半に行われた組織変更は、これを念頭に行われた」
F1、FIA、チーム間の商業面の契約、コンコルド協定の現契約期間は2020年末までであり、これを機にルノーがF1から撤退するのではないかといううわさもささやかれているが、今回の首脳陣のコメントはそれを改めて強く否定するものとなった。
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