更新日: 2020.02.20 12:05
メルセデス&ハミルトンが盤石のスタート。フェラーリは11番手も「問題なし」/F1バルセロナテスト1日目
■フェラーリのベッテルが体調不良で走行取りやめ。テスト2日目に復帰予定
フェラーリは19日にはセバスチャン・ベッテルが走行する予定だったが、体調不良ということで、急遽シャルル・ルクレールが『SF1000』のテストを担当することが決まった。ベッテルはテスト開始直前に行われたドライバーの記念撮影には参加、その後、ホテルに戻ったといわれている。チームによると、ベッテルはテスト2日目20日の午後に走行する予定だということだ。
ルクレールは132周を走行し、1分18秒289(C3タイヤ)で11番手にとどまった。ルクレールは、単純にテストにおけるアプローチを変えた結果であるとして、順位は気にしていないと示唆している。
■アルファロメオのリザーブに就任したクビサが『C39』で走行
アルファロメオのリザーブドライバーのロバート・クビサが、『C39』のテスト初日午前の走行を担当、59周を走り、1分18秒386(C3タイヤ)で13番手となった。午後にレースドライバーのアントニオ・ジョビナッツィがマシンを引き継ぎ、79周のなかで、15番手にあたる1分20秒096(C3タイヤ)をマークした。
チームは事前にキミ・ライコネンにより、特別カラーに彩られた新車のシェイクダウンを済ませ、19日朝に実車を正式に披露した。
■ハースF1のマグヌッセン、新車『VF-20』に好感触
ハースF1チームのケビン・マグヌッセンが、テスト初日を担当、『VF-20』を走らせた。マグヌッセンは、106周を走り、1分18秒466(C3タイヤ)を記録、全体の14番手となった。
ハースは事前にシェイクダウンを行った後、テスト初日朝に正式にニューマシンを発表、テストを開始した。マグヌッセンは、ほぼ予定どおりに作業を進めることができ、マシンの第一印象もいいと語っている。
2020年第1回テストは2月21日金曜まで続けられる。