■レッドブル・ホンダのアルボン、RB16で初走行。PU交換の影響はなし
4番手はレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンだった。ホンダによると、ランチタイム前に日本のファクトリーでのベンチテストにてPUに関する懸念点が発生したことから、万全を期すためにパワーユニット(PU/エンジン)を交換したが、確認した結果、問題は見られなかったという。午前中に使用したパワーユニットはテスト3日目に再び使用するということだ。
パワーユニット交換により多少走行時間を失ったアルボンだが、134周を走行、1分17秒912(C2タイヤ)の自己ベストタイムを記録した。アルボンにとって、この日がRB16での初めての走行だったが、最初からマシンの感触はよく、力強さを感じたと述べている。

■アルファタウリ・ホンダのガスリー「いい方向性を見つけることができた」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが1分18秒121(C2タイヤ)で5番手に続いた。今週初の登場となったガスリーは、午前中にスピン、午後にはランド・ノリスとのニアミスもあったものの、147周を走りこんだ。今年はテスト日程が2日短縮されているため、できる限り多くの周回を重ねることが重要で、その目標を達成でき、いい方向性を見つけられたと、ガスリーは述べている。

■ベッテルが初登場「フェラーリSF1000は昨年型から進歩している」
午前中にシャルル・ルクレールが走行した後、テスト初日に体調不良で走行をキャンセルしたセバスチャン・ベッテルが午後に登場した。ベッテルはマシンにトラブルなく、73周を走りこむことができたことを喜び、「SF1000は昨年型から間違いなく進歩している」とコメントした。ベッテルは1分18秒154(C4タイヤ)で6番手、49周を走ったルクレールは1分18秒335(C3タイヤ)で8番手だった。

■ラッセル7番手。ウイリアムズFW43にダメージも「充実した一日」
ウイリアムズのジョージ・ラッセルが7番手タイムをマークした。途中、マシンリヤに小さなダメージを見つかり、修理を行う必要があったというが、ラッセルは116周を走り、そのなかで1分18秒266(C3タイヤ)のベストタイムをマークした。ラッセルは「すべてが予定どおりにいったわけではないが、それでも充実した一日だった」と述べている。
